フィリピン実習生とアレコレ

フィリピン技能実習生にまつわる雑感です。現場から見た外国人労働者との関わり、特定技能ビザの問題についても記します。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

フィリピンウーバー体験記(その1)

バブル景気が加速し続けるマニラではタクシーがつかまらない。 圧倒的に台数が足りないのだ。だから6、7割くらいの確率でぼったくりタクシーに会うハメになる。せいぜい100ペソや200ペソ(300円から600円程度)多めにふっかけてくる類だが、い…

次期大統領はダーティーハリー?

フィリピンの将来を担う今年5月の大統領選挙が近づいている。事前の当選予想を民間の調査会社が報じられているが、実はフィリピン人は信じていない。すべてが買収されているので、調査会社によって真逆の結果が出ることなど珍しくないからだ。 そもそも、彼…

ダバオ再訪

10年ぶりのダバオ。出張ではなく、観光で訪れるのは初めてだ。フィリピン第三の都市、ダバオは人口140万人。南部ミンダナオ島の中心となる都市だ。 感想を一言で言えば「10〜20年前のマニラやセブ」。だが、当時のマニラと違い、バブル状態前夜という経済の…

フィリピンはなぜ高い?

外国人技能実習制度においては、監理費を派遣組合と母国(外国)送り出し機関に払うことになっている。通訳やビザの更新、企業への給与の適切な支払いの指導、実習生の世話などにかかる費用である。費用は組合により、月1万円〜6万円/人とさまざま。ちなみ…

フィリピンの官僚

実習生と話していて、「フィリピンが貧しいのはナゼか?」と聞くと十中八九「政府が腐敗してるからだ」と答える。 今年は改定されるとはいえ、フィリピンの公務員の最低賃金はマニラで月給3万円ぐらい。そこそこのポジションでも10万円くらいだろう。 だが…

夢と仕事

先日マニラで大活躍する起業家の方(A社長)と当社の大阪のお客様(B社長)とのマッチングを試みた。結果、商談はうまくいき、B社の店舗がマニラでできる時代も近いかもしれない。嬉しいことである。 当社の強みは人材派遣だけでなく、在住4年にわたる人脈…